小川理科研究所

小川理科研究所 小川理科研究所について

体験の延長線上に理科がある

理科の学習は五感で学ぶことが基本だと考えます。当教室では授業でできる限り観察や実験を行います。そのため個人指導・5人・8人の3通りのクラスとなります。

小川理科研究所 未来館のウェブマガジン

未来館のウエブマガジン

写真は日本科学未来館のウェブマガジン「鏡の国のサイエンス」のコーナーの対談で、当教室にいらっしゃった佐倉統先生に、私が授業で行う実験について説明しているところです。

百聞は一見にしかずと言いますが、体験もふまえた上で現象を理論的に考える。五感をはたらかせる学習は確実な理解につながります。予想がつかない問題が発生することもありますが、それも検証することでより理解が深まります。

一つの原理がわかることは、関係したことがわかることです。結果を覚え込むのではなく、結果に至る過程を身につけてほしいと思っています。観察や実験や検証を通して獲得した原理は確実な基礎力となり、基礎の組み合わせで応用動作がこなせることになります。

自然をみつめ自然から学ぶことを通して基礎が確実となり、理科的思考力が構築されます。体験の延長線上に理科があります。

基礎力に伴う思考力

学習(入試)に関して川を渡ることにたとえてみましょう。川のAからBに渡ることを考えます。


(図1)のように橋をかければ確実に渡れるはずです。橋も強くて幅が広ければ安心です。これを学習(合格)におき換えると、この方法では大量の問題をこなすことが必要となり、多くのものを犠牲にして時間を費やすことになります。親御さんが熱心であれば、お子さまの作業スピードがはやければ、より多くの課題をこなすことになります。でも、それほどまでして橋を必要以上に固める必要があるのでしょうか?

私は(図2)のように川を渡ることを考えます。
(図2)ではア~オの5個の飛び石があります、この飛び石を確実につくり、飛び石を利用してAからBへ渡るのです。これ学習(合格)におき換えると、ア~オが基礎力となります。この基礎を固めれば、AからBに行く道は多様になります。アからオに飛びこちらが驚くことも、川に落ちることもあります。落ちるのもまた学習です、落ちた理由を考え次に落ちないようにすればいいのですから。

基礎を固めれば応用動作の範囲は増加し、基礎を利用し思考力は強化されます。この基礎力をいかに確実にするかが学習のポイントとなります。

最近の中学入試

今から二十数年前、当時の四谷大塚進学教室で開成や桜蔭をはじめ男女御三家の特別コースを始めることになりました。私は開成中学の理科を担当することになりましたが、当時の過去10年分の男女御三家の問題を特別コースの授業を行うことを前提に分析いたしました。それから二十数年、毎年男女御三家の問題を分析してきましたので、今まで三十数年分の問題を分析してきたことになります。

この三十数年間、理科の問題も色々な変化をしてきました。大きな違いを一つ指摘するならば、問題はやさしくなったが奥は深くなったことです。

昔の問題はいわゆる難問や量の多さが目立ちます。問題量をこなし、ブルドーザーのように問題を処理していくような力が要求されていました。条件反射的に左から右に処理する力が要求されていたのでしょう。時は高度成長時代の末期、ある品質のものを大量に作る時代にマッチした人材が要求されていた時代背景もあるのではと考えられます。そして現在、お隣の中国はついこの間人口が13億人を突破いたしました、世界人口の約1/5を占めることとなりました。このマンパワーが炸裂したら、資源に乏しい日本の将来の活路は、新しいものをつくり出すことではないでしょうか。

色々なものを処理する能力は必要です。それは確実な基礎力です。その基礎の上に創造力が問われるのではないでしょうか。

何かに注目し、違うことに気づき、研究し、新しいものを創造し、その分野で世界のトップレベルとなることが要求されると思います。

レベルの高い基礎の上に新しいものを見つける目、つまり理科的な思考力が問われます。理科的思考力の豊かさが問われるのが現代だと思います。

大学の入試問題もそのような人材をいかに見つけ選抜するかの方向に確実にシフトしています。現在の中学入試も、いわゆる難関校や大学への進学実績を着実に上げている中学の入試問題にそのような傾向が如実に表れています。受験生の理科的な考え方や視点、理科的思考力を見ようとする問題が目立ちます。中学側としても6年間おあずかりして育てる上で、より多く覚え、問題の量をこなしてきたお子さまより、現象を見つめよく考えようとするお子さまを選抜したいのだと思います。算数と国語を実施することで、“読み書きそろばん”の基本的な力を確認した上で、理科的な考え方や発想ができるかを問いたいのでしょう。

中高の先生とお話をすると、皆さん理科へのこだわりを持っていらっしゃいます。先生方がご専門にされている分野も含めて、理科のおもしろさ、すばらしさ、をいかに生徒達に伝えようかと考えていらっしゃいます。

理科のすばらしさに出会ったとき、まずすばらしいと思えるような、感動できるような生徒を育てたいともおっしゃいます。そのようなことがわかる素地をお持ちになったお子さまをたくさん選抜したい、何故ならそのようなお子さまほど逞しく伸びるお子さま達だからだそうです。これは、常日頃理科がおもしろく、そのおもしろさをお子さま達に伝えたいと思っている私の考え方と全く同じです。
そのような現在の中学受験、特に難関校の理科の出題内容もふまえると、せっかく学習するのですから、合格点を確実に獲得する力をつけることはいうまでもありませんが、理科のおもしろさやすばらしさを少しでも獲得し、中学・高校・大学・その先に続く未来に向かってより大きく羽ばたく原動力になるべく、理科的な思考力を構築する学習を心がけるが必要だと思います。

そのような理科の学習を、お子さま一人一人の歩みを確実に支えるべく、当研究所があります。

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